第28回 全国テレビ照明技術者会議を終えて近藤 明人(実行委員長・(株)TBSテレビ)

本年度の全国テレビ照明技術者会議が、10月14日・15日と二日間に渡って、港区にあるTBS赤坂放送センター及び都市センターホテルにて開催されました。1996年の担当以来5度目の幹事局を務めさせて頂きましたが、多くの皆様のご協力のお陰で、大盛況の内に会議を終える事が出来ました。
今年のテーマは、「 ECO・・・未来をSacas 」と題し、照明界においても決して無縁でない大きなテーマを、より身近に感じられるよう、様々な角度から議論を致しました。オープニングセレモニーでは、谷川会長、幹事局TBSテレビ プロダクション技術センター 鉄尾センター長、近藤実行委員長よりそれぞれ挨拶を頂き会議の幕を開けました。

谷川会長

TBSテレビ鉄尾センター長

近藤 実行委員長

基調講演:
まず基調講演として、環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 国民生活対策室長の小森 繁様にご講演頂きました。「あかりから始める地球温暖化対策」というタイトルの通り、現在の環境問題を、あかりから見た視点でお話頂きました。省エネ照明デザインモデル事業という、環境省さんが取り組まれている事業の内容を中心に、我々が今取り組まないと行けない課題を再認識出来た、貴重な講演を頂きました。

環境省 小森様

講演風景

機材展示: 
協賛メーカーさん39社による機材展示は、過去最高の数のメーカーさんに展示を頂き大盛況でした!
特にLED照明が非常に多く展示され、テーマであるECOに非常にマッチした展示になりました。

ロームさん講演:
午後はまず、ローム株式会社 ディスクリート・モジュール生産本部 Lighting製造部 統括部長 四方秀明様に、「ロームにおけるLED照明とLED照明の展望」というタイトルで講演頂きました。現在のLED照明の動向など、いよいよLED時代の到来を予感させる素晴らしい講演でした。ローム四方さん山中さん網干さんには、懇親会まで
ご参加頂きました!

ローム四方様

講演風景

ディスカッション:
 今年はさらに、パネルディスカッションを取り入れました。「オリンピックユニ照明の取り組み」と題しまして、株式会社 東京舞台照明 岡山貞次様のテンポよい司会のもと、個性豊かな各局のパネラーのみなさんが集まり、非常に実りあるディスカッションになりました。北京五輪から始まった民放各局の共同作業は、現在バンクーバー五輪へ向けて、最終の調整段階に入っています。今回は、NHKさんにも打ち合わせに参加頂き、更なる盛り上がりを見せています。


NHK 矢嶋様

TBSテレビ 柳内様

テレビ朝日 湊様


テレビ東京 水野様

フジテレビ 市村様

日本テレビアート 内藤様


司会 岡山様

記念講演:
 初日の最後は、2008年度文部科学大臣賞受賞記念講演として、株式会社 NHKメディアテクノロジー 放送技術事業本部 総合技術センター 制作技術 照明の鈴木岳 様に講演を行いました。実際にO.Aされた映像をみながら、ドラマ作りの思いやこだわりを講演頂きました。

大賞講演 鈴木様

 
懇親会:
その後の懇親会では、250名を超える方にご参加頂きました。業種や系列などの垣根を越えて、情報交換や親睦を大いに深めることが出来た懇親会となりました。司会は、TBSテレビ 豊田綾乃アナウンサーにお願いし、テンポ良い進行のもと、植松テレビ部会長の締めの挨拶まで、あっという間の2時間でした。
ローム網干さんにあいさつをむちゃぶりするというハプニングもありました!

豊田アナウンサー

植松テレビ部会長

ローム 網干様

TBSスタジオ見学:
会議二日目は、会場をTBS赤坂放送センターへと移動しまして、TBSの照明設備の紹介および見学を行いました。

今回の会議は、46社のメーカーさんにご協賛を頂き、NHK様をはじめ、民放各局の照明技術者ならびに映像技術者、関連協力各社の参加者110名が、一堂に会するところとなり、非常に中身の濃い充実した会議となりました。これも、ご協力頂いた全ての皆様の賜であり、心より厚く御礼を申し上げます。
この素晴らしい会議がますます発展する様、今後とも皆様のご協力をお願いいたします。

平成21年度 地域講座および技能認定2級試験実施のお知らせ

現在、舞台・テレビジョンにおける照明の芸術的役割は、ますます増大しています。
そして、これに携わる人々の技能向上のための研修は、専門家のみならず文化施設、レジャー施設教育機関などからも強く要望されています。
社団法人日本照明家協会はこの要請に応えて、演出空間、映像領域の創作活動に対する照明の役割として基礎技能の研修を、地域講座として全国の支部で開催しています。門戸を一般に開放し照明技術の初歩の研修を目的に、創作活動の振興に寄与したいと願っています。
また、「舞台・テレビジョン照明技術者技能認定」とは、舞台およびテレビジョン業界等で働く照明技術者に必要な知識や技能を認定することにより、照明技術の向上と照明技術者の社会的位置づけの確立を図るもので、昭和56年度に発足した制度です。技能認定2級試験については地域講座同様、各支部にて運営しております。
つきましては、東京支部の平成21年度 地域講座および技能認定2級試験の概要が下記のように決まりましたのでお知らせ致します。

事業名称
平成21年度 舞台・テレビジョン照明のための公開講座「地域講座」および舞台・テレビジョン照明技術者技能認定「2級試験」
主催
社団法人 日本照明家協会
後援
全国舞台テレビ照明事業協同組合
運営
社団法人 日本照明家協会 東京支部

<地 域 講 座>

日時
平成22年1月13日(水) 10:00〜16:45 (9:30受付)
         14日(木)  9:30〜14:45
会場
中野サンプラザ 7F 研修室 10
住 所 東京都中野区中野4-1-1 TEL 03-3388-1174
http://www.sunplaza.jp/sitemap.html
受講資格
照明実務経験1年以上の方を対象としておりますが、一般の方でも理解いただけるテキストに準拠した講座内容となっております。
講座内容
下記参照(詳細については後日お知らせ致します)
申込方法
開催の2週間前までを原則と致します。所定の受講申込書に記入のうえ受講料を添
えて現金書留にて郵送、または銀行振込。
受講料他
受講料  6,000円
教 材  2,800円  「舞台・テレビジョン照明基礎編」平成15年4月改訂版

<技能認定2級試験>

日時
平成22年1月14日(木) 15:15〜16:30
会場
中野サンプラザ 7F 研修室 10
受験資格
舞台照明またはテレビジョン照明の実務経験1年以上の方を対象としております。
試験内容
学科試験
 学科試験の問題は「舞台・テレビジョン照明基礎編」の中より出題されます。
実技試験
*筆記試験
 照明実務における作業のうち、安全管理と事故防止に関する事柄を「○×式の正誤問題」で出題し、あわせて照明機器の取り扱い、綱元操作、仕込図による回路計算に関する簡単な筆記問題も出題します。
*実地試験
 灯具の調整、フィルターの選択、コード接続、負荷不点箇所の発見など。
申込方法
開催の2週間前までを原則とします。所定の受験申請書、実務経歴書に必要事項を記入し、写真3枚(3cm×4cm)、受験料を添えて現金書留にて郵送、または銀行振込。
受験料
学科試験 7,500円  実技試験 7,500円

※公開講座受講者には、実技試験のうち実地試験が免除され、実技試験料は免除されます。
 受講・受験併せての申し込みをお薦めします。
 事前に教材を希望する方はご送金次第お送りします。
 なお、技能認定2級試験の問題集(1,300円)もあります。

講座内容と時間割 (予定)
1時限 2時限 3時限 4時限
1日目 10:00〜11:15 11:30〜12:45 60分 13:45〜15:00 15:15〜16:45
舞 台 概 論 電 気 通 論 昼食 安全作業の基本 特 別 企 画
2日目 9:30〜10:45 11:00〜12:30 60分 13:30〜14:45 15:15〜16:30
照 明 通 論 照 明 機 器 昼食 TVスタジオ概論 技能認定
2級試験

*講師および特別企画の内容については調整中です。
*1月13日の17:30〜19:00には講師、受講者、関係者による交流会(会費制)を予定しております。

<受講・受験の申し込み及び問い合せ先>

〒135-0043 東京都江東区塩浜2-2-1 (株)PRGアジア内
(社)日本照明家協会 東京支部事務局   担当 腰越礼二
 TEL・FAX 03-3699-9960 またはTEL 03-5683-0011
 振込口座 三井住友銀行 経堂支店 普通 6575078 日本照明家協会 東京支部


※受講申込書及び受験申請書は事務局にありますが、こちらよりダウンロードもできます。

会員就業中傷害保険

補償の対象となる方
公益社団法人日本照明家協会のすべての会員(個人)

※会員であれば特段の加入手続きは必要ありません(自動加入)
保険料
会員の皆様が納めている会費の一部(5.3%)から支払われています
補償範囲
会員が就業中に何らかの原因により事故に遭ってケガをされた場合に保険金をお支払い致します。
就業中とは舞台・スタジオ・仮設舞台・倉庫・事務所などでの業務中をいいます。(業務中の交通事故や通勤途上の事故も含みます)
※当保険金は、健康保険、生命保険、労災保険、加害者からの賠償金の受領などとは関係なく支払われます。
また、日本照明家協会団体傷害保険(任意加入)の加入の有無とは関係なく支払われます。
補償額(保険金額)
死亡・後遺障害保険金 50万円
入院保険金日額    700円/日額
通院保険金日額    500円/日額
保険金請求手続き
おけがをされた場合には、まず本部事務局にTEL又はFAXにてご連絡下さい。事故報告書やご提出頂く必要書類等をご案内致します。

本部事務局 TEL 03-5323-0201 / FAX 03-5323-0205

見舞金制度

協会は会員に対して、この他に就業中の傷害事故対して見舞金制度を設けております。
申請により、以下の見舞金を保険金と合わせて支給いたします。
事故による死亡弔慰金  10万円

事故による入院見舞金  2,000円/日額(入院5日以上30日限度)

(取扱代理店)
株式会社藤田組 TEL: 03-3276-7551 FAX: 03-3276-7550 (担当:守田)
(引受保険会社)
三井住友海上火災保険株式会社

舞台・テレビジョン照明技術者技能認定制度及び公開講座

1級認定及び中央講座

 1981年に制定された認定制度も時代に沿った更新を繰り返しながら30年を経過しました。 一級技能認定取得者は「照明技術者として必要な知識を持ち、充分な経験と熟練した技能を有し、業務運用に照明設計を充分理解し、責任者として作業は円滑安全に進め得る者」とされチーフ教育の一環として中央講座を開催しております。
 中央講座の講義内容も知力・技術と芸術性との均衡を保ちながらのカリキュラムとなり、技能認定規程に基づき実施されています。3日間の講座受講終了後に「1級技能認定試験」が行われます。

2級認定及び地域講座

 舞台・テレビジョンにおける照明の芸術的役割は広く認められるようになりました。創作活動に係わる人達に照明の役割としての基礎技能について、公開講座を全国的に開催、広く門戸を開き、照明技術者を目指す方々に技術・知識の充実、向上と地域文化創作活動向上に寄与することを願って、照明実務経験1年以上の方を対象として、一般の方でも理解できる 教科書「舞台・テレビジョン照明 基礎編」を用いて、経験豊富な現役照明家などにより平易簡明な講義を通して知識基盤の強化を図り、地域文化の振興に寄与し我が国の文化芸術立国への基盤整備を願って実施されております。2日間の講座を受講後に2級試験が行われます。